2016-02-06 銀紙と釘 先々週末、教育テレビで、イ・ジュンソプという画家を初めて知った。 銀紙に釘で描いた小さな絵たちは、私の頭の中の、ロベール・クートラスのガードたちや、ドナルド・エヴァンスの切手たちと、同じ場所に整理された。 離れて暮らす妻に送った手紙の、宛名の書きかたが美しかった。 のこした絵も、辿った人生も、可哀想なくらい、繊細で優しげに見えた。 自分の中の小さな世界を生きたひと。 とても好きと思った。