briefeannatsuの日記

読書メモ

桃子さんとの日々4

石井桃子コレクションⅤ
エッセイ集
石井桃子

「あるとき、私は偶然、ラフカディオ・ハーンが、昔、帝大でした講義を読んで、衝撃といってもいいほどの感銘をうけた。それは、ハーンが、アイスランドの伝説や北欧の近代作家の文章について講じた箇所であった。」

「その文章の第一の特徴は形容詞のないことであった。」

「第二の特徴は、一片の描写もないことだと、ハーンは説明してくれる。」

今日はここが面白いなーと思いました。
子どもにうったえる文章。
あまくやさしくではないんですね。