briefeannatsuの日記

読書メモ

『ファビアン』の日々2

ファビアン あるモラリストの物語
エーリヒ・ケストナー
丘沢静也訳

新聞社の面々と飲んで、店を出たあと、「ほろ酔いと並んで歩きながら」、地球が回っていることを思い、ふと、ドーミエの版画を思い出すファビアンが好き。この部分を引用しかけたけど、止め。内容もいいけど、ただ気持ち良くて5回くらい読み返した。それと、ヤーコプ・ファビアンという名前も好き。ヴァルサーの主人公と同じ。