briefeannatsuの日記

読書メモ

『ファビアン』の日々3

ファビアン あるモラリストの物語
エーリヒ・ケストナー
丘沢静也訳

「君、わかってるのかな? もちろんわかってるよね。でもさ、君は、実現可能な不完全な目標にむかって努力するかわりに、むしろ、到達不可能な完全な目標を空想してるんだよ。そっちのほうが気持ちがいいからね。君には野心がないんだ。最悪だな」

私も野心がない最悪組に入るな、と思った。まっいっか。