briefeannatsuの日記

読書メモ

『永い言い訳』を観ました。

永い言い訳
西川美和監督

物語がずっと先、終わり近くになるまで主人公のことを好きになれなかったのは、同族嫌悪だからだと思った。私も主人公寄りの人間だと思った。疎遠になりかけていた親子と再び会い、別れたあと、主人公は何かを見つけたように「人生は他者である」と急いで手帳に書いた。彼はあたらしい愛する他者をこの先みつけるのかな?