briefeannatsuの日記

読書メモ

『ズボンをはいたロバ』を読みました。

『ズボンをはいたロバ』
アンリ・ボスコ
多田智満子訳

主人公のコンスタンタン少年が、孤児の少女イヤサントから、彼の祖母が病気であることを知らせる手紙をもらう。手紙の裏に書かれた「小さなイヤサントより」という一言が、立派なラブレターの役割を果たす。文中には勿論「ラブレター」なんて言葉はなくて、「情熱的な友情の告白」と表現されている。恥ずかしながら、そのエピソード以降、がぜん前のめりで読んだ。