2016-12-16 『言葉と歩く日記』を読みました。 『言葉と歩く日記』 多和田葉子淡々とした同性の一人称を読んでいると心が落ち着く。言葉そのものに敏感な(職業を考えたら当たり前なんだけど)人の日記は理科の観察ノートみたいだと思った。自分の感情だって言葉と関係するものとして観察の対象となる。アルコールではなく、ハーブティーでもなく、珈琲か緑茶かストレートの紅茶みたいな日記だと思った。私の日記はなんだろう?甘酒?味噌汁みたいな日記とか、イヤだな。何となく。