2016-03-09 『ファビアン』の日々2 ファビアン あるモラリストの物語 エーリヒ・ケストナー 丘沢静也訳新聞社の面々と飲んで、店を出たあと、「ほろ酔いと並んで歩きながら」、地球が回っていることを思い、ふと、ドーミエの版画を思い出すファビアンが好き。この部分を引用しかけたけど、止め。内容もいいけど、ただ気持ち良くて5回くらい読み返した。それと、ヤーコプ・ファビアンという名前も好き。ヴァルサーの主人公と同じ。